2018年の植樹から7年目となる岡山県新見市にある『Afternoon Tea TEA GARDEN』。今年も全国のティールームからスタッフが参加し、茶摘み&紅茶作り体験を実施しました。体験を通して店舗での活動へと繋げるスタッフの取り組みにも注目です。

  1. 茶摘み体験
  2. 紅茶作り体験
  3. Tasting
  4. 茶摘み&紅茶作り体験を通して

茶摘み体験

2025年5月某日、紅茶生産者の宮本英治さんが営む岡山県新見市の紅茶農園『アーリーモーニング』に、全国のティールームからスタッフが集結。今回は2日間にわかれて、総勢24名が参加しました。今回は2日目のレポートをお届けします。
5月とはいえ、26℃を超える早くも夏のような陽気に、両日ともに万全の暑さ対策で臨みました。

5月はちょうど茶摘みの季節で、鮮やかな緑色の新芽がたくさん伸びていました。
スタッフは、紅茶の基本の知識をもっているものの、実際に「一芯二葉」の茶葉に触れるのは初めて。宮本さんのレクチャーのもと、やわらかい新芽をみつけては摘み取っていきます。

みんなで摘み取った茶葉はかごいっぱいに!

紅茶作り体験

1日日に参加したスタッフが摘み取って、一晩かけて【萎凋(いちょう)】させた茶葉を使って、紅茶作りをしていきます。
まずは30分ほどかけて茶葉を揉みこんで【揉捻(じゅうねん)】していきます。力加減や手の温度の差など、この工程で出来上がりの味に違いがでてきます。

揉捻を終えた茶葉を、包丁で細かく刻んで【玉解(たまとき)】していきます。細かくするほどミルクティーに合う濃い目のお茶になり、粗めにするとストレートティーに向いた青みのあるお茶が出来上がります。好みに合わせて刻んでいった茶葉は、個々の違いが一目瞭然!刻んだ茶葉は、数時間乾燥にかけて仕上げていきます。

Tasting

乾燥を終えて出来上がった茶葉を、宮本さんがひとつずつ丁寧に淹れていきます。

それぞれの個性が出ていて、水色や香りにも違いがあります。出来上がったばかりのお茶の水面には、新鮮な茶葉にだけみられる紅茶の産毛【ゴールデンチップ】が浮かんでいます。

出来上がったお茶は全員で飲み比べて、味の違いを確かめていきました。同じ茶畑で育った茶葉でも、作り手や作り方によってこんなにも違いがでるものなのかと、あらためて紅茶の奥深さを学びました。

2025年に摘み取った『Afternoon Tea TEA GARDEN』の紅茶は、2026年冬に販売を予定しています。どうぞお楽しみに!

茶摘み&紅茶作り体験を通して

店舗では「Afternoon Tea TEA GARDEN」に参加したスタッフの体験を活かした活動が広がっています。
その活動の一つとして、店舗で開催している「TEAワークショップ」があります。
今年は、これからの季節にぴったりのアイスティーのTEAワークショップを限定46店舗で実施しました。その様子をご紹介していますので、ぜひご覧ください。

Afternoon Tea TEA GARDENについて
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#アフタヌーンティーお茶時間