インド・ダージリンへのTea Trip 後編は、グームティー茶園での茶摘みや製茶、テイスティングの様子をお届けします。
また、今回グームティー茶園で選んだダージリンティーは、ティールーム各店舗で2025/8/28よりテイクアウトアイテムとして販売、2025/9/4より店内メニューで登場しますので、どうぞお楽しみに。

  1. グームティー茶園
  2. 茶摘み
  3. 製茶
  4. テイスティング
  5. ティーフォーピースブレンド
    グームティーオータムナル
  6. アフタヌーンティー・ティールームの
    ダージリンへの取り組み
  7. Tea Trip 前編
    世界三大紅茶の地 ダージリンへ

グームティー茶園

1899年、イギリス人によってダージリンエリアの南東、南クルセオン地区に開墾されたグームティー茶園。「Goomtee」はネパール語で「道の曲がり角」を意味する。
約900~1,800mの高い標高と気候に恵まれ、斜面に育つ茶樹はモンスーンの雨と、霧、自然的な排水により、良質なお茶が生産されています。
なかでも「マスカテルバレー」と呼ばれる標高の高いエリアのお茶は、オーガニック区画で、特に華やかな香りと充実した味わいをもつ紅茶を生産しています。
現在のオーナーは、今回の旅をアテンドしてくださったBALAJI AGRO INTERNATIONALのアンシュマン カノリア氏。

茶摘み

茶摘みは朝7時の始業の鐘とともに始まります。
午前(7時~12時)と午後(13時半~16時)の二部で、各セクションに分かれて約50~100名体制で行われます。
女性たちはインドらしいカラフルな布地を纏い、頭から下げた大きな籠を背負っています。

行き来するだけでも足腰が鍛えられそうな傾斜のある茶畑で、時折笑い合いながら楽しそうに茶摘みをする女性たち。一芯二葉を瞬時に見極めて、手際よく両手で茶葉を摘み取っていきます。

籠いっぱいに摘み取られた茶葉は、大きな計りで計量され、風通しの良い場所に一晩おいて水分を蒸発させます。【萎凋(いちょう)】

製茶

翌日、茶葉を揉捻機にかけて、しっかりと発酵するように茶葉を揉んで、葉の表面から水分を出していきます。【揉捻(じゅうねん)】

揉捻を終えた茶葉は、数時間の発酵を経て、高温で乾燥されたのち、機械や人の目視によって篩い分けをして、茶葉の大きさをそろえていきます。

TOPICS!

グームティー茶園では、ゲストハウスに滞在し、3度の食事に加えて「ハイティー」の文化を体験することができました。
「ハイティー」とは、19世紀のイギリスで発祥した、主に夕方から夜にかけて、食事とあわせて紅茶を楽しむ習慣のこと。
ダージリンはネパールの国境にも近いため、ネパールの郷土料理「モモ」や、サンドイッチなどの軽食を、淹れたての紅茶と共にいただきました。

食事は、豆や野菜を使ったカレーや、マサラオムレツ、サモサなど、スパイスを味わうインドらしい料理がメイン!

滞在中は、常に食事とともに紅茶がサーブされ、朝は目覚めにモーニングティーを淹れていただくなど、ダージリンの人々にとって、紅茶が欠かせない習慣であることを実感しました。

テイスティング

グームティー茶園のテイスティングルームは、目の前に広大な茶畑が広がるとても気持ちの良いロケーション。いくつかの茶葉を試飲し、それぞれ味わいの違いを堪能しました。

TOPICS!

グームティーは長らく高品質な紅茶を製造することで知られていますが、そうあり続けられる理由として、オーナーは「どんな些細な出来事も毎日報告し、共有している。何かあればすぐに集まり、すぐに対応する。我々はチームだから。」と話している。

ダージリン滞在を終え、コルカタにあるカノリア氏のオフィスで、今回訪れた茶園を含め、十数種の茶葉をテイスティング。
中でも華やかな芳香があり、渋味が少なく口当たりのよいグームティー茶園のマスカテルバレーで栽培されたオータムナルを選び、この秋、みなさまの元へお届けします。

ダージリンの旬は春・夏・秋と年3回あります。ダージリンを訪れた時が、秋のオータムナルの最盛期。各茶園で、様々な味わいのオータムナルをテイスティングさせていただき、その中でも風味と甘みがより凝縮されたグームティー茶園のオータムナルをセレクトしました。お茶を作ることが好きな人達と、お茶を飲むことが好きな人達を、商品を通して繋いでいきたいと願ってセレクトしました。

ティーフォーピースブレンド
グームティーオータムナル

2024年秋、インド・ダージリンを訪れて選んだグームティー茶園のオータムナル ダージリンは、ティールームの店内でお楽しみいただけるほか、テイクアウトアイテムでも販売します。

写真はイメージです。

Tea Menu

2025/9/4~11/12

ティーフォーピースブレンド グームティーオータムナル
¥950

インドのグームティー茶園を訪れて選んだ、渋みのやわらかな甘い香りのダージリンオータムナル。

<展開店舗> アフタヌーンティー・ティールーム各店舗(但し、テラスモール湘南、ららぽーと横浜、イオンレイクタウンkaze、名古屋ラシックを除く)

Takeout Item

2025/8/28~数量限定

ティーフォーピースブレンド グームティーオータムナル
¥1,500

2024年秋、インド・ダージリンの茶園を訪れて選んだグームティー茶園のオータムナルは、食事にもティータイムにも合うクオリティーシーズンのダージリンです。渋みのやわらかな、甘い香りをお楽しみください。

<内容量> ティーバッグ3g×8個

<展開店舗>

アフタヌーンティー・ティールーム 全店舗

アフタヌーンティー・ベイカリー 大丸神戸店

アフタヌーンティー・ラブアンドテーブル ルミネ新宿、ルミネ横浜

アフタヌーンティーオフィシャルオンラインストア

Afternoon Tea TEAROOM Web Store(楽天市場)

アフタヌーンティー・ティールームの
ダージリンへの取り組み

アフタヌーンティー・ティールームでは、「紅茶でPEACEな一日を」という想いから、ダ―ジリンの紅茶農園の子どもたちに教育支援を行う「ESAアジア教育支援の会」との取り組みを、2022年から3度にわたり行いました。
企画を通して集まった寄付金は「ESAアジア教育支援の会」を通じて、ダージリン紅茶農園の学校「セントメリー校」の紅茶農園労働者の子どもたちの教育支援に活用されています。
今後も、紅茶を通して継続的な支援を検討してまいります。

【寄付金報告】ティーフェス2022

【寄付金報告】ティーフェス2023

【寄付金報告】ティーフェス2024

ESAアジア教育支援の会は、バングラデシュとインドで教育支援を行っている認定NPO法人です

https://www.esajapan.org/


【Tea Trip 前編】
世界三大紅茶の地 インド・ダージリンへ


ティールームのメニューやテイクアウトアイテムを写真に撮って、「#アフタヌーンティーお茶時間」をつけてInstagramに投稿してくださいね。素敵な投稿はAfternoon Teaオフィシャルアカウント(@afternoontea_official)のストーリーズでご紹介します!

#アフタヌーンティーお茶時間