長い歴史を持つ祥泉窯の手のぬくもりと技術が伝わる美しい佇まい。

何を盛りつけても素敵に見せてくれる器は、料理を作る人の想像力をどんどんふくらませてくれます。食材の色を際立たせる深みある趣き、場の雰囲気や季節に寄り添うようなシックなデザイン。そんな器の魅力と対話するように、料理に頭をめぐらせ、キッチンに立つのは、とても愉しい時間です。岐阜県土岐市で生まれた祥泉窯は350年以上の歴史を持ち、ひとつひとつ丁寧につくられる器の数々は、日々の料理と同じく、人の手のぬくもりを感じさせてくれるものばかりです。今日は何を作ろう?ワクワクさせてくれる器との豊かな時間の始まりです。

Price(左上から時計まわりに)
プレート(19.5㎝) ¥1,944、マグカップ ¥1,404、ボウル ¥1,404、レスト ¥648、プレート(24.5㎝) ¥2,376

日本の伝統技術が光る繊細なものづくり

美濃焼を代表する日本随一の陶磁器産地である岐阜県土岐市駄知町。その駄知の陶祖として伝わる加藤作十朗景治翁から約350年続く家系の「祥泉窯」は、取り扱っている素材や技法もさまざまで、料亭などにも食器を作っている窯元として知られています。熟練の陶工が、ひとつひとつ丁寧に制作し、ひと手間もふた手間もかけて完成する器は、なんとも言い難い独自の風合いと魅力を醸し出しています。そんな「祥泉窯」と共同開発したオリジナルの陶器は、日本の黒土、粉引き仕上げを活かした、アイボリーとブラックの2色。アイボリーは、一度素焼きした黒土に白化粧をかけ、再度素焼きをした後、釉薬をかけて本焼するなど、より多くの手間ひまがかかっています。それにより、しのぎのレリーフ部分にも濃淡が出て、やわらかで味わい深い仕上がりに。ブラックは、つやを抑えた釉薬をかけることで、深みを出しました。もちろん、これらの工程はすべて職人の手作業。器の裏は、アフタヌーンティーのロゴマークとSHOSENGAMAのロゴを象嵌(ぞうがん)という技法で仕上げるなど、細部にまでこだわりがつまっています。器の表情を決めるしのぎの削り部分は、ふわりと丸みのある雰囲気。ここには原型師の職人技が光ります。パスタや汁気のある料理にも使えるプレートや多彩に活躍するボウル、手作業で付けられたハンドルがあたたかみを感じさせてくれるマグなど、豊富なラインナップも魅力です。