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菓子研究家。鎌倉『Romi-Unie Confiture』、東京駅『Fairycake Fair』、
学芸大学「Maison romi-unie」の3つのショップ、書籍や雑誌、
TVやイベントを通じて、お菓子の楽しさ、おいしさを広める仕事をする。
「Maison romi-unie」の2Fではお菓子教室「Uni-Labo.」を主宰。
焼き菓子やジャムなどをテーマにした教室を定期的に開催している。
http://romi-unie.cocolog-nifty.com/ |
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2010年になりました!もう20世紀が終わって10年が経ってしまったわけですねぇ。しみじみします。そんな後ろ髪を引かれる気分で、去年のクリスマス気分を引きずります。皆さんは、どんなクリスマスを過ごしましたか?私は、2つの東京のマルシェ・ド・ノエル(クリスマス・マーケット)をパトロールしました! |
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2009年の11月末、私にとってはびっくりするようなイベントがあったんです。私が1年間留学していたフランスのアルザス地方の街、ストラスブールのマルシェ・ド・ノエルが東京にやってきたのです。東京にはなんでもやってくるな、と東京のすごさを感じました。
ストラスブールは、フランスのアルザス地方というドイツとの国境にある地方の都市です。ドイツになったりフランスになったりした歴史もあり、私は小学校の時に教科書に載っていたドーデの「最後の授業」で知った地名でした。フルーツやワイン、蒸留酒の名産地でもあり、ソーセージなどの豚の加工品、フォワグラなども名物。お菓子はクグロフという帽子のような独特の形をした発酵菓子が有名で、キリスト教の行事のお菓子も他の地方よりも特色があって、食文化が本当に華やかな地方です。このアルザス地方は、森から切ってきたもみの木に、リボンやりんごを飾ってクリスマス・ツリーにした、クリスマス・ツリー発祥の地と言われています。そんなわけで、アルザスのクリスマスは盛大なお祭りです。7年前の冬に訪れたストラスブールの広場にあるツリーは、10階建て位のビルみたいに大きな大きなツリーで、とても素敵でした。お昼間もやっていますが、メインは夜。4時には暗くなって、氷点下になる寒い夜、アルザスの街は、シャンデリアやイルミネーションで、幻想的なムードが漂います。マルシェ・ド・ノエルは、ドイツのものも有名ですが、アルザスの街の広場や、教会の前などにも開かれます。アドヴェントの11月末からスタートして24日まで、大いに盛り上がるイベント。ヴァン・ショー(ホットワイン)を飲みながら、クリスマスの飾りや量り売りのクッキー屋さん、ガラス工芸のお店などを眺めてまわる楽しいお祭り。特にストラスブールのマルシェは大きくて、教会に続く小道のイルミネーションはほんとうに美しいです。 |
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| そんな思い出とともに、ワクワクする気持ちいっぱいで東京国際フォーラムにお出かけしました。そこには、マルシェ・ド・ノエルの小屋が並んでいます。小規模ながらも、アルザスの雰囲気がいっぱい! アルザスワインや、パン、ジャムやはちみつの小屋が並んでいます。
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| そんななかでも、今回のメインは現地アルザスから機械ごとやってきたタルト・フランベ職人さん!タルト・フランベは、ピザのような薄い生地に、フロマージュ・ブランを塗ってたまねぎとベーコンをちらして薪釜で焼くアルザス名物。ビールにも、白ワインにもよく合います。ここでも、アルザスの白ワイン、ゲヴュルツトラミネール(いい香り!)と一緒に頂きました。 |
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アルザスのシャルキュトリー(ソーセージとかハムなど豚肉加工品のこと)のお店でも、おいしそうなアルザス風のホットドッグを売っていました。人気ですごい行列。 |

マルシェではお決まりのヴァン・ショーも頂きました。普通は赤ワインで作ることが多いのですが、ここではアルザスの白ワインに、スパイスとはちみつがたっぷり使われたアルザスの特色がグンと出たヴァン・ショー。かなり外国テイストで、おいしかったです。お土産に、アルザスのクリスマス・ビールを。アルザスは、フランスの中でもビールの名産地なんです。すこしスパイスとオレンジの香りがついたビールで、おいしかったです。


この日はお昼間に出かけたのですが、これだとイルミネーションが楽しめなかったので、後日お店のスタッフ達と仕事の後に夜のマルシェ・ド・ノエルも見に来ました。やっぱり夜のほうが、ムードがありますね。キレイでした。
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| 別の日、六本木ヒルズに映画を見に行った帰り、広場で開催されていたクリスマス・マーケットを楽しみました。こちらはドイツ風。以前にウィーンのクリスマス・マーケットに行った時、マーケットの中ではホットワインを飲むときに、マグカップを買って、そのマグカップをマーケット内のいろんなお店で共通で使うシステムでした。マグカップのデザインも、そのマーケットごとに違っていて、年によっても変わるので、コレクションアイテムになっています。私もおみやげに持って帰ってきて、今でも使っています。ドイツでもそういうシステムみたいです。やっぱりエコです。六本木ヒルズのクリスマス・マーケットでも、オリジナルのマグカップにホットワインを入れてもらいました。ホットドッグを頂きながら、あちこちの屋台を見てまわりました。 |
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| 寒い冬でも、キラキラしたイルミネーションの中、屋台で食べるあったかい食べ物はおいしいですね!クリスマス・マーケットの楽しみ、もっと東京に広がったら楽しいと思います。この後、日本ではお正月の楽しみがありますから、なんだか欲張りですが…。とにかく、また今年も一年、楽しく、おいしいものに出会えるように、と祈っています。 |
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| ※バックナンバーは、掲載当時のまま収録しています。文中に掲載されているイベント等については終了している場合がございます。予めご了承ください。 |
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