2010.03.12

いがらしろみ
菓子研究家。鎌倉『Romi-Unie Confiture』、東京駅『Fairycake Fair』、
学芸大学「Maison romi-unie」の3つのショップ、書籍や雑誌、
TVやイベントを通じて、お菓子の楽しさ、おいしさを広める仕事をする。
「Maison romi-unie」の2Fではお菓子教室「Uni-Labo.」を主宰。
焼き菓子やジャムなどをテーマにした教室を定期的に開催している。
http://romi-unie.cocolog-nifty.com/
いがらしろみ:写真

食いしんぼパトロール

その68.新潟物産館パトロール

今、イベントで全国ツアーromi-unie Paradeを開催しています。ツアーの皮切りは、冬の札幌。もちろんイベントでのお仕事も張り切っていますが、おいしいものがいっぱいの札幌も楽しみ!今回は、何度目かの札幌出張。新しいお店も開拓したい!ということで、おいしいお店を教えてくださいって、札幌の方にTwitterで呼びかけてみたら、小西由稀さんの「おいしい札幌出張」(エイチエス)という本を教えてもらいました。なんて私にぴったりの本!と、さっそく取り寄せてみると、魅力的なお店が満載です。さっそく参考にさせていただき、いろいろとパトロールしてまいりました。なんせ2泊3日の出張です。貴重な夜ごはん、なんとしてもおいしいものを食べなければ!

というわけで、1日目に訪れたのは、居酒屋さん『羅臼料理 はちきょう』。羅臼といえば、昆布で有名ですが、他にも海の幸がおいしそうで、店内は、ものすごい活気です。
お刺身の盛り合わせに舌鼓、その後出てきた鱈の白子に仰天。今までで一番おいしい白子でした!出てくる料理全部がおいしいのですが、北海道に来たら食べずにはいられないじゃがバター、ここの「はちきょう流じゃがバター」は、一味違っていて、すごくおいしかった。じゃがいもにたらこバターが溶けていて、上にはチーズがトロリ。そして添えてある「鮭の切り込み」を一緒に食べると、これがまた絶品。北海道のおいしいものを堪能して、おおいに盛り上がる私達。

ここの名物「つっこ飯」の登場で盛り上がりもピークに。「つっこ飯」は、お茶碗に盛られたごはんに、掛け声とともに、大量にいくらのしょうゆ漬けがモリモリとオンされていくのです。このいくらの量がすごい!食べるときには確実にこぼしてしまうので、下には受け皿がちゃんとセットされています。ごはんと同量のいくらを一緒に頬張りながら、札幌出張のシアワセを感じます。

2日目は、ここも気になっていたおでん屋さん。実は、おでんって、あんまり興味なかったんです。おでん屋さんに行ったのは、生まれて初めてかもしれません。でも寒い札幌。あったかいおでんはいいかも!と思い、行ってみました。『おでん一平』というカウンターのおでん屋さん。なんか、緊張しちゃいます。この日は4人だったので、緊張するカウンターではなくてテーブル席でちょっとほっとしました。一通り、食べたいものを紙に書いて渡しましたが、「まぁ、たくさん」と言われてしまいました。飲みよりも、食べたい私達は、早めに茶飯もオーダー。(この茶飯もおいしかったー) さて、でてきたおでんは、だしが透明でキレイ。そして、それは味にも反映されていて、とても透き通った味なのに旨みがいっぱい出ていておいしい!一口目にして感激です。

練り物の味も繊細でどれもおいしいです。「たちかま」という鱈の白子をかまぼこにした北海道らしいものを頂き、ふわふわ、クニュッとした食感とコクのある味わいにうっとりしました。極めつきは、「うに」と「かに」。どっちもだしの味が違うんですが、これは変えてるんでしょうか…。たっぷりのだし汁の中にゴロゴロとうにが沈んでいるんですが、温かくなったうにが、甘い!こんな味のうには食べたことがありません!また一緒に入っている海苔がいい風味を出しています。これは、普通のおでん屋さんじゃないですね。札幌ならではのおいしいおでんを堪能させて頂きました。あぁ、シアワセシアワセ。

そんな幸せな気持ちのまま、イベントも無事に終わり、新千歳空港でお土産を吟味して、味噌ラーメンを食べ、おいしい札幌出張も終わりとなりました。全国ツアーをしながら、またおいしいものをいろいろ食べに行けるかな?と期待いっぱいです。




食いしんぼパトロール(いがらしろみ)




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