2009.07.03


うみ、まち、まいにち


作家。kokua factory代表
著書に『できることからはじめています』(文藝春秋)、
『まいにちできること』(PHP)
新刊『気持ちの手帖』(大和書房)も発売中
9月19日、松蔭コモンズでワークショップを開催
問い合わせ 大地を守る会(03-3402-8903)
y-hirose.com

第6話 曇りと晴れ



UMI

朝、起きて、最初に窓の外の風景をながめる。
たのしみにしているのは、富士山。
窓から、富士山が見える。
寒い季節、毎日のように見えていた富士山も
空気があたたかくなりはじめたころから
見えない日のほうが多くなった。
それでも、一瞬の晴れ間、風が強い日など、見えることがある。
その日も気づいたら、うすい水色につつまれた富士山が見えた。
絵の具で描かれたようなすっとした山が、海のむこうにうかんでいた。

UMI



MACHI

カーテンをあけて、その日の空の色を確かめる。
空の色、雲の様子が、自然と暮らしをつなげてくれる。
空をながめながら、お茶をいれる。
その日の予定をあれこれ考える。
梅雨の季節でも、夏のような空になるときがある。
そんな日は、まよわず、洗濯。
空模様が変わらないうちに、テキパキと。

MACHI












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