2010.07.30

CHAJIN:フラワーアーティスト。鎌倉在住。雑誌や広告の花あしらい、店舗やイベントの装花などでも活躍中。
鎌倉のアトリエと東京各所で開催している花教室も人気。
著書に「小さな花あしらいと12ヶ月の花の話」「季節の花でつくる12ヶ月のリース」(ともに芸文社)がある。

オフィシャルページ http://www.o-chajin.com

CHAJIN花教室ブログ http://toranoco.no-blog.jp/chajin/







今回セレクトしたアイテムは…

僕はカゴものに弱いんですよね!おまけに雑貨にも目がないものですから、カゴとお皿がタッグになったこちらのアイテムはまさにど真ん中でした!
しかもティールームで見た際に思わず「欲しい!」と思ってもいたので、これはもう迷わずお買い上げです!!

ケーキプレート¥1,260
バスケット¥1,260



今月の花教室では主にランを仕入れている。
この時期に花市場で見かけるランは品種もいろいろあって楽しい。
色もピンクやオレンジを始め、濃赤や紫などシックなものもある。
なかでも見かければ必ず仕入れているのはライムグリーンのもの。
花市場に並んでいるのはこのところ
レモンブーケとプリティーミサキという2品種だが
どちらも見分けがつかないほど酷似しているので、両方あれば
本能的にプロレスラー風なネーミングのプリティーミサキを選ぶ。
プロレスといえば、市場の仲卸のKさんはとてもプロレス好きだ。
お茶の間からプロレスというジャンルが消えかけている昨今、
プロレスについて話ができる相手はとても希有な存在。
いつも仕入が一段落した後は、しばしプロレス話で盛り上がる。
そんな彼は、年に一度メキシコまで
プロレス観戦に行くのがお約束となっている。
ルチャリブレと呼ばれるメキシコのプロレスは、
日本で言うところの野球や相撲のように
国民的娯楽として定着しておりとても人気がある。
飛んだり跳ねたりといったトリッキーな動きと
マスクマン(覆面レスラー)が多いのが特徴。
貧富の差がまだまだきびしいことから、
定職以外にアルバイトでレスラーをしている人が多いため
自ずと素顔を隠し、
覆面を被って戦うレスラーがふえてしまったようだ。
なかには教師や医者、神父さんまでもがいたりする。
いやはや、話がヒートしてすっかり横道に逸れてしまったが、
今年ももれなくメキシコに行ってきたKさん。
数多あるみやげ話のなかでもプロレスはもちろんのこと
それ以外にいつもうらやましいと感じるのはフルーツの話だ。
日本では手がでないような高級品が
現地ではバスケットてんこ盛り状態でも安価で食べ放題とのこと。
飲み水でお腹をこわすリスクがあるので、
その代わりに毎日フルーツを食べまくるのが
彼のメキシコ行きのもうひとつの楽しみなのだとか。
日々のプロレスチェックと果物摂取のどちらもが欠かせない
自分としてはまさに天国のような国だ。
それを知ってかKさんは毎年誘ってくれるのだが
一年後には仕事があったりで
縁がないままもう10年ぐらいは経ってしまった。
果たして来年こそは自分も
だれかにメキシコ話を披露することができているのだろうか…??



[photograph & text by CHAJIN]







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